「ポートフォリオ」という語源はラテン語が語源で紙バサミ、バインダー、ファイルという意味ですが、一般的な「ポートフォリオ」は?金融界では有価証券の内訳、一覧表、金融資産等、経営戦略界は複数の戦略を組み合わせておき全体としてのリスク分散をはかろうとする統合戦略を意味しています。
個性で勝負するプロフェッショナル(デザイナー、俳優、写真家等)業界の「ポートフォリオ」場合は、自分の独自性や個性を売りにするために自分の自信ある作品、写真、掲載された新聞記事のコピーや著作物などにより自分の才能やセンスを凝縮した作品ファイルをポートフォリオとして作成します。
それでは、会社に勤める個人の場合はどうでしょうか? 多くの会社勤めの個人にポートフォリオの話をすると、自分のポートフォリオを意識したことがないと言います。
日本の企業人にとってポートフォリオとは会社の名刺と地位であり、それ以外何も考えたことがないのが現状でしょう。しかしながら、もし転職した場合、確かに会社の名刺は変わり、その名刺が自己を証明するポートフォリオになるのでしょうけれども、本当に人生を成功させるためにはもっと深く自分のポートフォリオを検討して組み立て、作成して自己ブランドをつくり社会に売り込む姿勢が必要です。
私がコーチングとファシリテートしている金沢工業大学大学院知的創造システム専攻では下記の図に示す3次元のモデルから社会人にポートフォリオ教育を行っています。
このモデルの重要な視点はプロフェショナルとしての専門「知識領域」は当然のことながら、「ヒューマンスキル」、「思考」から自分のコアコンピテンスの形成をどのように行い、その結果どのキャリアに適しており、どのような成功要因を潜在的に持っているかをブランディングしてためのベースとなるものです。

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