試験の予約、変更、キャンセル:
ETEC(組込み技術者試験制度)
組込みシステムとは、人工衛星、飛行機、などの大きな機器から、エアコン、掃除機等の家電、携帯電話やデジタルカメラなどのような精密機器にいたるまでの、さまざまな装置に組み込まれ、装置の機能を実現するコンピュータシステムのことです。
ETEC(組込み技術者試験制度)は一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA)が実施する組込み技術者向け試験です。組込みシステム開発に関するある一定以上の知識があることを判定し、キャリア指標の一つとなることを目的としています。
試験の種類
● 組込みソフトウェア技術者試験 クラス2
上級者の指導のもとにプログラミング作業を行える組込みソフトウェア技術者に必要とされる知識を800点満点のスコア方式で評価します。
大学・専門学校の組込みソフトウェア教育を受けている学生、卒業生、プログラミング経験がなく入社し、社内教育などで育成された組込みソフトウェア技術者などエントリレベルの技術者が修得していなければならない知識が出題されます。
組込みシステム開発部門の人事管理者様には、採用基準、登用/人事評価にもご利用いただけます。
学校法人様には、組込みシステム業界に求職を希望する学生の指針にご利用いただけます。
2017 年 8 月 1 日受験分より、試験出題範囲に「通信」分野が追加されます。
ただし、2018 年度下期までは、総スコア・グレードには「通信」分野の結果は加味せず、正答率のみご案内いたします。
● 組込みソフトウェア技術者試験 クラス1
開発プロジェクトを牽引する中級技術者として必要とされる、要求、設計工程、それに対するテスト工程における知識から分析能力までの総合力、現場リーダとして不可欠な実装、QCD等の知識・能力、実装の実務能力を以下の3つのグレードで評価いたします。
- Strategic Director
自立的にプロジェクトを総括・遂行できる能力が認められる。組織内での組込みソフトウェア開発の指導的推進者。 - Chief Expert
上位者の支援の下、プロジェクトを管理・遂行できる能力が認められる。組織内での組込みソフトウェア開発の実践指導の中心。 - Field Professional
上位者の支援の下、プロジェクトを管理・遂行できる"潜在能力"が認められる。現場部門における組込みソフトウェア開発の専門家。
※ クラス1試験は、クラス2試験(KS-200/KS-200CHS)において500点以上のスコアを達成した方のみが受験できます。
リテイクポリシー
- 組込みソフトウェア技術者試験 クラス2 (KS-200/KS-200CHS)
同一試験を受験する際、2回目の受験については、受験日の翌日から起算して30日目以降(土日含む)より可能となります。3回目以降の受験については、最後の受験日の翌日から起算して60日目以降より可能となります。 - 組込みソフトウェア技術者試験 クラス1 (KS-100)
同一試験を受験する際、2回目の受験については、受験日の翌日から起算して6ヵ月目以降より可能となります。
試験一覧
試験言語毎の試験番号、試験名は下記の通りです。
日本語試験 | |
試験番号 : | KS-200 |
試験名 : | 組込みソフトウェア技術者試験クラス2 |
Embedded Software Engineer (Examination) Class 2 |
試験番号 : | KS-100 |
試験名 : | 組込みソフトウェア技術者試験クラス1 |
Embedded Software Engineer (Examination) Class 1 |
バウチャー(受験チケット)の購入
ETEC試験のバウチャーをご希望の場合、こちら から申込書をダウンロードし、手順に沿ってお申込みください。
お問い合わせ
最終更新日: 2023-10-01