視覚障害者協会である Austin Lighthouse – Travis Association for the Blind は、米国テキサス州中部の視覚障害者のためのサービスプロバイダーとして、労働力開発ツール、トレーニングおよびコーチングを提供しています。この地域での失業率が常に高いことを目の当たりにした協会は、テクノロジーで改善できるかもしれないと考えました。

Austin Lighthouse はマイクロソフト社に協力を依頼し、ITトレーニングのプログラム拡大のための助成金を得ました。さらにマイクロソフトは試験コンテンツへのアクセスを容易にし、そしてピアソンVUE はAustin Lighthouseとマイクロソフトの両者と緊密に協働し、「Job Access with Speech (JAWS) 」ソフトウェアを試験に実装しました。これにより、視覚に障害のある受験者のために音声と点字の出力が可能となりました。

このトレーニングプログラムにより Austin Lighthouse は、受験者に JAWS の使用を永続的に提供する、ピアソンVUEが直接運営しない初のテストセンターとなります。さらには、Austin Lighthouse の施設の試験監督員は、障害のある人々を支援するためのトレーニングを受けることになります。